令和4年度が始まりました。
令和4年度がはじまりました。
4月になって新型コロナウイルスの感染が増加の傾向があり、感染の拡大防止のために、着任式、始業式、対面式をオンラインで実施しました。通常の学校行事が実施できないことは残念なことですが、引き続き感染症への対策を行いながら、新年度をスタートしたいと思います。
一方、入学式は伊賀市文化会館で予定通り実施しました。入学式、始業式いずれでも、社会で活躍するために、まず、挨拶をしっかりすること、時間(約束)を守ることの大切さを話しました。新入生240名を迎え、地域の子どもたちを 地域で活躍できる力を育成すべく教職員一丸となって頑張っていきたいと思います。
以下に始業式の式辞の一部を紹介します。
この四月から成年年齢が18歳に引き下げられました。ほとんどの3年次生は誕生日を迎えると成人となります。成人になることでできるようになることも多くありますが、そもそも成人になるということは、自分の行動の責任が自分にある。自分の行動に責任がこれまで以上に求められるということです。
本校は「地域の皆さんを 地域の学校として 地域で活躍できる人材に育成する」ことを目指しています。地域で活躍するためには、しっかり挨拶ができて、様々な人とコミュニケーションが図れたり、自分の意見を伝えることができたり、社会の決まりを守ることなどが求められます。これまでも、このようなことについてお話してきました。しかし、それは人として当たり前のことです。そのことを今皆さんはしっかり実践できていますか。元気のいい挨拶、遅刻の無い時間を守った学校生活などです。皆さん自身の行動を振り返ってみてください。2年次生も含め、成人になる前にできていないところがあれば改善し、これからの高校生活で成人になる準備をください。
成人になるということは、自分の意見を伝えることが必要と言いました。しっかり自分を表現するということです。以前もお話しましたが、頭髪を染色することは、本来の自分で無い見せかけで自分を表現することであり、私は本来の姿を変えることなく自分を表現することが大切で、校則に髪の毛を染めてはいけないとなっている一つの理由と考えています。自分の本質的な部分をしっかりと表現して、まわりの人に自分を知ってもらうこと。それが成人であるとも思います。自分をしっかりと表現できる力を身に付けてください。
また、昨年度の修了式では、ピンクシャツ運動のお話をしましたが、そのことから、生徒会でも取組を進めていると聞いています。嬉しいことですし、生徒の皆さんが一丸となっていじめの無い学校としてください。このようにみんなで力を合わせて、意識を高める取り組みを協力し合いながら行うことも成人として大切なことです。